旧)今日もヨミトル!

あなたがわかっていること、伝えたい

YOMITOL(ヨミトリ)って何ですか①

こんにちは、たかぎ(@goisshoshimasho)です。

新ブログタイトル「今日もヨミトル!」での記念すべき最初の投稿です!

以前予告した、皆さまがお寄せくださったご質問にお答えするQ&Aシリーズの第1弾をお送りします。

 

質問:そもそもYOMITOL(ヨミトリ)って何ですか?

 

先ずおことわりです。YOMITOL(ヨミトリ)は、私の造語です。

何のことかといえば、主に、病気や事故の後遺症により話したり(音声言語)書いたり(書字・〇×等)できなくなった方の手に自分の手を添えて、当事者の方が書く一文字一文字を自分のもう片方の手のひらで読み取り、その文字の連続から単語や文意を把握する手法です。介助付きコミュニケーションの一種である書字介助を、私のコミュニケーション支援の活動において技法として用いる際に、YOMITOL(ヨミトリ)と呼んでいます。

たかぎは、2013年9月に国学院大学人間開発学部教授 柴田保之先生がコーディネートされている重度の障がいを持つ当事者の方々の意見を聞く会で初めてその書字介助の方法を見て、体験しました。その際、担当してくださった先行実践者の方から「指談」という言葉で説明を受けました。

 

※本ブログにて柴田先生のお名前を出させていただくことは先生に快くご了解をいただきました。また、私の行っているヨミトリの活動についてご報告させていただいた点についても、「地道な取り組みに心を動かされました」と温かいお励ましの言葉を頂戴しました。柴田先生、ありがとうございました!

 

当然のことながら障がい当事者の方お一人お一人は、障がいの種類、程度もそれぞれ異なり、特に重度の脳梗塞の後遺症により手の拘縮がひどい場合は、指では書けない時もあり、そういう場合は、こぶしをペンに見立てて文字を書いていただいたりします。

ケントさんは両手とも拘縮していて、その硬さも日によって違うので、お訪ねした日の状態で、指やこぶしや、また肘で読み取ることもあります。 

 (続きます)

※ケントさん、美津恵さん、シンさん他、当事者の方の言葉が多くの方に届きますように。にほんブログ村 に登録しております。よろしかったら下記バナーのクリックをお願い致します!

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